Pan Pan Pan

イギリスでの日々の生活、気になるニュース、自家製酵母パンのこと書いてます。

さよなら言わなきゃ…

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朝5時

うっすらと赤みがかった空

日の出前、気温は2度とまだまだ寒いロンドン

ベランダに出て深呼吸、これが日課になっています。

 

 

今日のお題

 

お題「これまで生きてきて「死ぬかと思った」瞬間はありますか?身体的なものでも精神的なものでも」

 

昨年の12月初旬で痛みが最高潮で眠れず苦しんでいた時期のことです。

 

処方された痛み止めの効き目無く毎日眠ることが出来ずにいて

とにかく眠りたいと切望していました。

 

藁をもすがる思いでオットに医療用のマリワナを調達してもらいました。

 

まずはオットの指示に従いお湯にインヒューズして飲みました。

全く変化がなかったのでインヒューズ後のものをそのまま食べましたが全く変化無し。

オットに紙に巻いてもらいベランダで喫煙

オット曰く「弱い」ものらしくオットは全く平気そうでした。

私の方は少し効いてきた感じがしたのでそのままベッドへ行き就寝しました。

 

どのくらい経ったのか分かりませんが吐き気と腕の痛みに襲われベッドから起き上がり

バスルームへ行きました。

そのままバスルームの床に座り込み動けなくなりました。

吐き気と痙攣に襲われ呼吸が苦しくなりオットの問いかけに反応したくても声が出せない状態

体は痙攣に襲われ呼吸困難に襲われました。

オットは救急に電話をかけ続けてましたが誰も出ない状態でパニック状態

私はぼんやりこのまま死ぬのかなと思った瞬間でした。

息子君にさよなら言わなきゃと思いながらも寝てるのを起こすのは可哀想だと思ったりどちらにしろ動けない状態だったので息子君の寝室に行くことはなくバスルームで救急車が来るのを待ってました。

1時間弱経ってようやく救急に電話が繋がり救急隊員の女性4名が来ました。

痙攣が続き反応出来ない状態でしたが意識はありオットが隊員の方に説明しているのが聞こえました。

 

オットの理解では私の痙攣は処方された薬と痛みが原因、そう説明し就寝前に服用した薬はどれだったかを隊員の方に説明していました。

その間に別の隊員の方が私の心電図を取るために装置を付けて、血圧を測り、採血などしてました。

 

直ぐに病院へ搬送されると期待していたのですが

実際に搬送されたのは1時間後

その間私をモニターしていた新人の隊員以外は世間話に花を咲かせていまた。

 

いざ搬送となって載せられたのはストレッチャーではなく椅子。椅子にベルトで縛り付けられエレベータがないのでフラットのある3階から1階まで階段を降りて行ったのですが途中で前倒しの状態になり階段に顔面から落とされるのではないかという瞬間がありました。その時も死ぬかと思った瞬間でした。痙攣が修まった状態で生死の境をさまよっている訳ではないとは言えサイレン無しでのんびりと病院に到着。病院到着後はすぐ全く効果の無い鎮痛剤の点滴をされベッドの上で痛みに悶えながら数時間医者が来るのを待ちました。

この数日後救急隊員のストライキがあり救急車が来なくて亡くなったというニュースを聞きました。