3月にEU離脱を控え
毎日のニュースはEU離脱関連
本日行われる予定だったメイ首相の離脱案に対する議会投票
棄却されることが明らかだったため急遽延期を発表
再度EU首脳陣と交渉するようです。
2年前と今
国民投票の結果は法的には効力がないのですが
前首相のキャメロン氏が国民投票の結果を尊重すると言ったため数パーセントの差にも関わらずEU離脱という結果になったわけですが
2年前には明らかではなかったことがこの2年間、特に離脱が迫ってきたここ数ヶ月で浮き彫りになってきたことがあります。
北アイルランドとアイルランドの国境問題
イギリスがEU加盟国である現在
人も物流も自由に行き来しているわけですが
イギリスがEU離脱後は他国と同様に国境が設けられ関税を通過することになります。
これが経済にも政治的にも大きなダメージを与えることになると懸念されています。
交渉合意で離脱しても経済状態は悪くなり失業率が上がると言われていて交渉決裂で離脱すれば今までに経験のない程の不況に陥ると言われています。
本当にこれがイギリス人の望んでいることなんでしょうか?