手術から3週間が過ぎました。
入院してイギリスの医療の実態を生で感じ問題点を挙げましたが
恐らくイギリスだけではないのではと思われます。
今回は特にイギリスの医療制度に感謝しています。
全ての検査から手術、入院まで無料でした。
無料であるからいろいろ難点はありますが
もし全て日本で受けていたら一体どれだけの費用がかかったことでしょう。
癌かもしれないと思った時に沢山のがん患者のyoutubeを観ました。
多くはアメリカ在住でアメリカの医療システムのせいで検査が遅れ癌を発見することが遅れ診断された時には転移しステージ4というケースが多く驚きました。
保険に入っていれば検査も手術もすぐに受けられると思ってましたが保険会社が不要な検査と判断したら保険でカバーされないそうです。
年齢に関係無く癌になる時代にも関わらず
「若いから癌なわけない」
という医師が多いことに驚きました。
イギリスでしかも年齢的に「若いから」と言われる年齢ではなかったことで
きっちり検査をしてもらうことが出来ました。
やっぱり不平
肺癌摘出という大きな手術にも関わらず
手術の翌日に退院させようとしていた病院
3日待っても空気の漏れと肺に水が溜まった状態が改善されずそれでも退院
退院後2週間のレントゲンで状態が悪化していたため
再入院となりました。
ドレインを抜く前にレントゲンで肺の状態を確認していれば再入院する必要はなかったはず。
私が再入院した日に再入院した同室の女性
先週手術し3日で退院3日後に呼吸困難と発熱で再入院
彼女も肺に水が溜まりインフェクションを起こしていたようで最低4日は入院が必要なようです。
救急へ
この記事を書いていたのは再入院中で土曜日の夜退院しました。
日曜日に散歩の帰りに体調が悪くなり
家から一番近い病院の救急は閉鎖になったため車で20分のところにある救急へ救急車で搬送されました。
救急隊員の人たちのおかげで体調は良くなったのですが手術後間もないということで救急で検査をしてもらうことになりました。
酷い看護士
救急に行かれたことがある方はご存知だと思いますが
とにかく待ち時間が長い。
盲腸炎で搬送された時は盲腸炎と診断されるまでに18時間、手術までに更に丸1日かかりました。
今回は2時間後にはベッドを与えてもらえレントゲンもその1時間後には撮られたので夕方までには帰宅出来るだろうと思ってました
が、レントゲンで異常は見つからなかったにも関わらずCTスキャンをすることになり
しかもその報告を受けたのが夜8時
息子君が一人で家にいるからこれ以上止まることは出来ないと言ったにも関わらず
CTスキャンをとられ、その結果を待つのに数時間
この間、看護士に問い合わせしようとしたら手で遮られ🖐️問い合わせすら出来ませんでしたし、水を頼んでも持ってきてもらえず、血圧を測られた時に血圧が低くて「水を飲まなきゃだめよ」と咎められたので「飲む水がない」と言うと他の看護士たちに「そこの患者、飲む水がないって文句言うのよ」と大きな声で言う始末。
深夜2時、痺れを切らせ帰ろうとしていると看護士が来て
「心臓に水が溜まっているのが見つかったので退院出来ません」
と言われました。
数時間前には「今日退院します」と言っていたくせに…
ベッドに戻り少しでも寝ようとしましたが看護士たちがずっと大きな声でお喋りしていて
全く眠れませんでした。
明け方3時に来た医師は手術を受けた病院へ転送されると言っていたのですが
朝8時に来た医師は「退院」出来ると言い、即退院となりました。
盲腸炎で運ばれた救急でも酷い扱いをされ(18時間ベッド無し、看護士の1人に突き飛ばされ)
ましたが今回はそれに匹敵するくらい酷かったです。